≪家庭的保育事業とは≫

 地域に密着した小規模な保育を提供する「地域型

 保育事業」の一つで、家庭的な雰囲気のもと少人

 数(定員5人以下)を対象にきめ細かな保育実施

 します。

 

≪家庭的保育の特徴≫

①家庭的な環境での保育

 ・家庭の空間構成や室内環境低年齢にはなじみや

  すい!

 ・小さい空間では保育者と子どもの距離が近くな

  るため、

  子どもには安心感がある。

②小集団できめ細かな保育

 ・子どもの数が5人以下という小集団を対象とす

  るため、個別的な配慮を行いやすい。

 ・子どもの発達過程、体質や気質、興味・関心、

  日々の体調や機嫌に応じて、きめ細やかに保育

  を行うことができる。

③同じ保育者が対応

 ・日々、1日を通じて同じ家庭的保育者が保育を

  行い、十分なスキンシップや応答的関わりがで

  き、子どもとの間に愛着関係を築きやすい!

 ・子どもの様子を身近に観察することから、子ど

  もの発達面や体調、情緒などの変化に気づきや

  すい!

④子どもの生活リズムの尊重

 ・小集団保育なので、一人ひとりの子どもの生活

  リズムを尊重した保育を行うことができる。

 ・子どもの発達過程に応じた適切な生活リズムを

  確立することができる。

⑤家庭生活から集団保育への移行

 ・家庭では味わうことが難しい「きょうだい体験

  」をしながら、成長の機会をつかみ、社会性を

  育むことができる。

 ・異年齢保育の経験により、集団保育への移行が

  子どもに無理なく行われる。

⑥保護者への緊密な子育て支援

 ・同じ保育者が常に対応することから、保護者と

  の関係は親密になりやすく、信頼関係が生まれ

  やすい!

 ・家庭的保育者は子育ての相談者であり、悩みや

  喜びを共有する育児パートナーです。

⑦地域の子育て支援

 ・地域とのつながりは保育の一環であり、家庭的

  保育の活動も地域の社会資源を活用します。